初発で球麻痺と呼吸筋麻痺を呈し、死の淵を味わった2ヶ月の記録

鉄欠乏性貧血/低カリウム血症/低リン血症/低血糖/栄養失調

低カリウム血症の治療

その日の朝弓反り痙攣を起こすところまで行った後で、お昼には、顔面神経麻痺と首下がりを経験した。


首下がり中は殆ど声も出ず、最後の最後まで来ていた。別の病院で診てもらおうとするが、元の病院に戻れと言われるが、戻れば筋弛緩剤で殺されるのは確実だった。


声が出るから、ギラン・バレー症候群じゃないと申した神経内科の医者にこの姿を見せてやりたいが、奴らに低カリウム血症の知識はない。

 

低カリウム血性ミオパチーにより首下がりを呈した 2 症例


夕方ごろ、カリウムの数値が3.3しかないことに気づく。カリウムが低いことは分かっていたが、いつも3.5だった。正常値の最低値なのに、大体正常値だと思い込んでいたのは、医者達が血液検査に何の問題もないと言うから故にだった。


カリウム血症を完全に疑い、イオンでキッコーマンの「無調整豆乳」を買い占める。



1本目で、若干呼吸がしやすくなり

2本目で、喋りながら呼吸できるようになり

3本目で歩けるようになり

4本目で胸部不快感が消え

5本目で無調整豆乳を飲みながら呼吸できるようになった。


6本目以降は、意識しなくても呼吸できるようになり、頸部違和感(球麻痺)が消え、声帯機能不全が解消された。


また低カリウム血症の時は、鼻、頸部、呼吸筋(胸部)が動いていなかったため、腹式呼吸だけで呼吸をするしかなく、寝ると死にそうな感覚があり、どうしても寝ないようにしていたが、最後の最後で眠気に勝てず、寝てしまい、起きたら発作というのが日常茶飯事だった。


無調整豆乳を飲んでからは、3時だろうが、4時だろうが起きていられる。イライラも眠気もない。ここまで快適だった事もない。ただし初日のため寝たくない感が強い。


ただ、完全に治ったわけではない。頭を締め付けられるような感覚が若干あり、呼吸も意識しないでできるとはいえ、できなくなる時もある。


ただ頸部不快も胸部不快も消え、胸式を組み合わせた腹式呼吸により、喋ることもできるようになった。喋っている最中、完璧な呼吸をしている人間も少ないが、胸部が動くからこそ、呼吸しなくてもまともに喋れるということがはっきり分かり、無調整豆乳を飲みながら、鼻から呼吸ができたのは、偶然ではないだろう。


これが完全に治ったなら、私は低カリウム血症だったということになる。

(何日ヶ後気付いたが、身体全体に響くような強い動悸は完全に収まり、心拍数も100以下になった。)

(首下がりもこれ以降出現していない。)

つまり低カリウム血症だった。


カリウム数値3.3で筋弛緩剤を投与されて殺されそうになったのは、別に私の妄想でも何でもなく、日本人が薄情であり、自分の範囲の仕事しかせず、仕事ができる人間などこの日本にはいないということをはっきり示している。


ちなみに低カリウム血症の治療ガイドラインを出しているのは、MSDマニュアルと日本赤十字社くらいである。

低カリウム血症-MSDマニュアル

低カリウム血症-日本赤十字社


無能な医者は、自分の範囲のことしか見れない。私の発見は新しい発見などではなく、カリウム不足で容易に起こる事だが、誰もそれについて詳しく記さないために、それが等閑になっているのは、偶然ではない。


しかしこのような体験だけでも新しい発見として記録されるほどに情報量が少ないのもまた偶然ではない。

 

筋弛緩剤使用に関しても、呼吸筋を弛緩させ、苦しげな表情と喉の力を抜いてあげようと思ったのだと語る。


医者はサイコパス